【イラスト講座】横顔の描き方

2016-02-20

こんばんは。前回、正面顏の描き方について更新しましたが

今回は横顔の描き方について書きたいと思います。

横顔は、鼻のアウトラインが出るため形が大きく変わります。

描き方がわからず困っている方も多いのではないでしょうか。

最初のうちは、今回の講座に沿って固定化して描いていきましょう。

 

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アタリと補助線

まずは前回通り丸とを描いてください。

今回は線を外側にはみ出させる必要はありません。

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そして今回も補助線を引きます。前回と同じ、丸の下から1/4の高さです。

この長さを1とおきます。さて、顔の輪郭を描く準備が整いました。

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顔の輪郭

では、ここから前回とガラッと変わります。

正面顏では全く目立たなかった鼻が輪郭になってあらわれます

図のように補助線から鼻の線を引いていきましょう。

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その後、若干斜め方向に、長さ1より少し長めに線を引きます(Aの線)

Aの終点が顎の位置です。そこから曲線で中心の縦線に向かって線を引きましょう

これがBの線、顎から耳につながる線になります。

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さて、絵の命である目を描いていきます。

目の描き方も、正面を向いている顔と少し違います

手癖で描いてしまわず、観察しながらゆっくり描きましょう。

まずは補助線を引いていきます。図の位置に目安となる線を引きます。

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その補助線の間に目を描きましょう。今回は目が1つしか見えないので

左右でバランスを取る必要はないです。が、横から見ると目は縦に潰れて見えます。

いずれ紹介しますが、パースによる圧縮と呼ばれるものです。

今回はとりあえず横顔は目を縦細に描くんだ、くらいに覚えておいてください。

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その他の顔パーツ

見出しが一気に雑になってますが、前回と描く手順は変わっていません。

図の補助線を参考に、目と口と眉毛を描いていきましょう。

口ですが、横顔の場合少し特殊な描き方をすることがあります。

これは口の講座で詳しく書こうと思います。

今回は輪郭から少し離して描くといい感じになる、と覚えてください。

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首が苦手な方も多いのではないでしょうか。

横顔の場合、首は後ろの線を耳の少し後ろから引きます。

首全体を円筒形に描くことを忘れないでください。

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ここまででほとんど顔は完成です。ここから髪を描いていきます。

まずは前髪を描きます。前回とは違っていきなり輪郭に関わる線を描くので

髪の厚みを忘れずに描いていきましょう。

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後ろ髪、横髪と描いていきます。横顔は基本的に立体感が出にくいのですが、

奥側の髪を描くことで立体感を出すことができます。

この絵だと顎の下あたりに奥の横髪が見えると思います。

これだけで少し奥行きがあるようにみえないでしょうか。

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完成

色々追加して完成です!(ちょっと補助線が残ってしまってすみません…)

前回もそうですが、最後に目を塗ったり頬を染めたりしてます。

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まとめ:補助線とアタリを使って横顔を描いてみよう!

顔に関して、基本である正面顏と横顔の描き方を紹介してきました。

今後も顔の描き方については色々な角度のものを紹介していこうと思います。

では、今回はここら辺で。コメントなどお待ちしています。