【イラスト講座】正面顏の描き方

2016-02-14

こんばんは。

前回の記事について、「初心者には難しすぎる」というコメントをいただいたので、

前回の記事のカテゴリをしれっと中級編に変更し、

今回はもっとテーマを固定して「正面を向いている顔の描き方」について書こうかと思います。

 

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アタリと補助線

まずは前回と同じように丸を描き、十字の線を引きましょう。

このとき縦の線を伸ばして丸の外側まではみ出すようにしてください

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次に図のように丸の下から1/4に線を引きましょう。

この時の長さはよく使うので、今回の記事では長さ1として扱います

 

 

 

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顔の輪郭

さて、顎のラインを描いていきます。

まず、先ほどの線から長さ1よりも少し長く垂直に線を引いてください。

気持ち下をすぼめるように描けるとベストです。

そして、その線から図のように真ん中の線まで曲線でつなぎます。

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顔のラインが完成しましたね。

次に目を描いていきます。目は絵の中で重要な部分なので、補助線を引きましょう

図のようにそれぞれの線の真ん中にさらに線を引きます。

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この2本の補助線の間に目を描きます。目は僕の場合は上瞼+黒目で描いています。

左右のバランスが崩れがちになるので、

右の上瞼→左の上瞼→右の黒目→左の黒目

というようにバランスを取りながら描いていくといいと思います。

この時点でいらないと思われる補助線を消しました。

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耳と鼻と口

次に耳と鼻と口を描いていきましょう。

耳は目の真ん中あたりの高さから描きます。縦の長さはほぼ目と同じくらいになります。

鼻は耳の下あたりの高さでしょうか。鼻は、顔のパーツで一番厄介なので

最初は簡単に点で描いておきましょう。

口は、

目の真ん中〜鼻:鼻〜口=1:1

くらいの位置に描くと上過ぎず下過ぎずいい塩梅になると思います

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首と眉毛

次に首と眉毛を描いていきます。

眉毛は最初に描いた十字上に描きましょう。これが普段の表情の位置です。

ハの字にしたり、位置を上にしたりするだけで表情を変えることもできます

首ですがかなり崩れやすい部位なので、図を見て補助線を引きながら

ゆっくり描いてみてください。曲線でハの字を描くようにするとそれっぽくなります。

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さて、ほぼ完成してきましたね。

髪の毛がない状態でもある程度かわいくみえる絵が目標です。

ここから髪の毛を描いていくのですが、キャラクターによって千差万別なので

今回は例としてオリジナルキャラクターで説明します。

髪の描き方についてはまた別の機会に説明する予定ですので今回は軽く説明します。

まず前髪を描きましょう。目の近くなので、一番丁寧に描くべき場所のひとつです。

キャラクターによるのですが、髪はあまり目に被らないように描きましょう。

前髪の長さは上瞼の上あたりが自然に見えます。

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次に髪の輪郭を描いていきます。

髪の厚さを考えて、最初描いた丸よりもすこし大きめに描くといいと思います。

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最後にもみあげ部分、後ろ髪の部分を描いていきます。

髪型はオリジナリティをもっとも出しやすい部分なので、

模写などでインプットを多くして引き出しを多くしましょう。

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最後にいらない部分を消していろいろ足したら完成です。

お疲れ様でした。

 

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まとめ:正面顏を描いてみよう

かなり絞った内容でしたがいかがでしたでしょうか。

今後もこのオリジナルキャラクター(命名:ラス子)を使って

正面顏以外も説明していこうと思います。今回はここら辺で。

 

P.S

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