目の描き方を極める!基本の形から応用テクニックまでを徹底解説
イラストの中でも目はキャラクターの感情や個性を表現する重要な要素です。
今回は初心者の方でも簡単に目を描けるように、基本的な描き方から応用までを詳しく解説します。
目の要素や形のとり方を覚えることができれば、一層魅力的なイラストが描けるようになるはずです。
ぜひ紙とペンを手にとって、一緒に描きながら進めてみましょう
目次
ベースの形を覚えよう
これは目に限った話はないのですが、形をシンプル捉えて全体のバランスをとってから描き込んでいくのが定石です。
ベースの形がしっかりしていないと、あとからどれだけ描き込みをしても全体としてのバランスは悪いままになってしまうので気をつけましょう。
さて、目のベースの要素としてはおおきく上まぶたと瞳に分けることができます。

キャラや絵柄でベースの形はかなり異なるので画像は参考までに描いてみてください。
縦横の比率で絵柄やキャラの雰囲気も変わってきます。

あとは白目と黒目の比率も絵の雰囲気を変える鍵になります。
白目が多いと元気で明るいイメージ、黒目が多いとミステリアスでかっこいいイメージになりますよ。

好きな絵柄、なりたい絵柄はどのような形なのか、よく観察してみてください。
別途、線の描き方をまとめているので気になる方はチェックしてみてくださいね。
目を描き込んでみよう
ベースの形ができたら細部を描き込んでいきましょう。今回は2つの絵柄を用意しました。

ここから3ステップで目の完成度を上げる方法を解説します。
Step1: 上まぶたをくっきりさせる
上まぶたに厚みを出して、目尻のラインを描きます。
ここの厚さやタッチでも印象がかなり変わってきます。

Step2: まつげやふたえなどを追加する
ここからベース以外のパーツを描き足していきます。
代表的なものはまつげやふたえです。他にも下まぶたや眼角を描く絵柄もありますね。

まつげは顔の正面側に出ているので、立体に見せるために役に立ちます。
Step3: 瞳の描き込み方
最後に瞳を描き込んでいきましょう。ハイライトと瞳孔を描き入れることで、完成度がぐっと上がります。
着彩する場合は後で色を乗せることを加味して塗りつぶしはしないほうが手戻りがなくて楽です。

着彩しない場合、瞳を塗りつぶしたりグラデーションを加えたりするとさらに完成度が上がります。

ハイライトの位置や虹彩の描き方、塗りつぶし方でもかなり絵柄が変わってくるのでいろいろな人の絵柄を研究してみて自分の描き方を探してみましょう。

左右の目を描いてみよう
目を描くときに右利きの人は左目が描きやすいかもしれませんが、右目も同じように描けるように練習しましょう。
ある程度左右対称の目を描けるようになると、キャラクターの顔全体のバランスも良くなります。
このとき鼻を描くと目の近すぎや離れすぎに気づきやすいと思います。

左右反転しつつ、同じ完成度になるように交互に描いてバランスを取りながら描きましょう
(左目上まぶた => 右目上まぶた => 左目瞳 => 右目瞳、のように)
キャラ別に目を描き分けてみよう
ここからはいろいろな目の描き方をご紹介します。まずはキャラごとの目の形についてです。
ベースの形に注目して描き分けてみましょう。
ツリ目のキャラ
目尻が上がっているキャラです。クールな印象や攻撃的な印象を与えます

タレ目のキャラ
目尻が下がっているキャラです。こちらは優しい印象やおっとりした印象を与えます。

ジト目のキャラ
上まぶたが平行なキャラです。ミステリアスな印象やマイペースな印象を与えます。

その他にも世にある作品を探すといろいろな目のキャラがいます。
ベースの形に注目していくつかバリエーションを出せるようにすると、描けるキャラの幅が広がりますよ。

開いたり閉じたりする目を描いてみよう
目は開いたり閉じたりすることによっても印象が変わります。
感情やシチュエーションによって描き分けできると表現できる幅が広がります。
普通の目とベースの形を比べながら描いてみましょう。
見開く
上まぶたが上がった状態です。相対的に瞳を小さく描くことで驚きや強い感情を表現できます。

上まぶたを下げて目を閉じる
眠っているときや祈っているときなど、自然にリラックスしているときの表現に使えます。
ふたえとの距離に注目して描いてみましょう。

下まぶたを上げて目を閉じる
自然に閉じるのとは逆のパターンです。画像の赤線の位置に注目してください。
ウインクや笑っているとき、反射的に目を瞑る時など感情を出したいときはこちらのパターンの閉じ方で描きます。

伏し目
上まぶたを少し下げた状態です。
落胆や慈愛などの感情が表せます。こちらもふたえの幅を意識して描くと描き分けし易いと思います。

色々な方向から目を描いてみよう
イラストを描くときは必ずしも正面からではないので、色々な方向から目を描けるようになると立体的な構図が描けるようになります。
ここでは横と縦に角度をつけたときのポイントを説明します。
左右から見たときの目
横の方向にパースがかかって目全体が縦長になります。奥にある目の方を縦長にすると自然に見えます。

上下から見たときの目
縦の方向にパースがかかります。目全体は少し横長になります。
瞳の形も変えると自然に見せることができますよ。

パースについては別の記事で詳しく解説していますので、興味がある方はそちらもご覧ください。
まとめ: 自分だけの目の描き方を見つけよう
大きくまとめるとポイントは3つありました。
- 形をシンプルに捉えること
- 自分の絵柄の縦横や黒目の比率、描き込み方を見つけること
- 様々な角度から描けるようにすること
とくに2番目の自分なりの描き方を見つけるのはオリジナルの絵を描くときもとても大事なので粘り強くチャレンジしてみてください。
一回描けるようになったと思っても、また数カ月後に試してみると新しい発見がありますよ。
いろいろな目の描き方を学ぶことで、絵の表現力がぐっと広がります。
ぜひこの記事を参考に、楽しみながらいろいろな目の描き方を試してみてください。
オドシ



