【イラスト講座】表情の描き方

よく、シチュエーションを想像して絵を描くことがあると思います

キャラクターの表情は雰囲気を出すのにとても大事な要素です

今日はキャラクターの表情の描き方について書こうと思います

 

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そもそも表情とは

表情というと顔のパーツの「形の変化」だと思っている方がおおいのですが、

これは全くの間違いです。

表情というのは感情の表現であり、どちらかというと「心の変化」です。

もちろん顔のパーツをうまいこと変えれば

笑っているっぽく、怒っているっぽくは見えるのですが、

不自然に見えることも多いのです。

イラスタートでは、心の変化に注目し、

顔だけではなく全身をつかった表現を練習してみましょう

表情の軸を考えよう

では、どのような感情が表情として出やすいのでしょうか。

ここではわかりやすいように2つの感情の対比を用意しました

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  1. ポジティブ、ネガティブ
  2. 感情の昂ぶり

1は嬉しい、楽しいなどのプラスの感情(ポジティブ)と

悲しい、怒りなどのマイナスの感情(マイナス)の対比です

2は興奮しているか、落ち着いているかの対比です

次にこの2つの軸に関して詳しく見ていきましょう

1. ポジティブ、ネガティブ

ここの感情の対比は主に顔に出ることが多いです

ポジティブなときは以下のような特徴があります

  • 上まぶたが上に凸
  • 下唇のラインが下に凸
  • 眉毛と上まぶたの位置が離れる

ネガティブのときは逆のことが起こります

2.感情の昂ぶり

この対比はポーズに出ることが多いです

興奮しているときは以下のような特徴があります

  • 体を反らせる
  • 肩が上がる
  • 手(指)に力が入り、形がしっかりする

上と同様に、落ち着いているときは逆の特徴が出てきます

 

代表的な表情の例

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2つの軸それぞれの要素を組み合わせることで

いろいろな表情を書くことができます

代表的な表情で見ていきましょう

喜び

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喜ぶときはポジティブと興奮状態の要素を組み合わせます

怒り

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怒りはネガティブと興奮状態の要素を組み合わせます

悲しみ

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悲しみはネガティブと落ち着きの要素を組み合わせます

穏やか

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ここに当てはまる言葉が浮かばなかったので穏やかという言葉を使いましたが

ようするにポジティブと落ち着きの要素の組み合わせです

 

おわりに

今回は表情をキャラクターの感情から考えて描こう!という記事でした

表情の8割程度は感情の図上に表せるので、一旦図に落としこんでから

表情を描いてみてください。では、今日はここら辺で