【イラスト講座】腰と股関節の描き方
はじめに
こんにちは。お久しぶりです
股関節は膝の関節と同じで可動部が多く、難易度が高い場所といえるでしょう。今回は股関節の描き方のポイントやコツを紹介したいと思います。
股関節のアタリの描き方
まず、股関節の位置や長さをしっかりと把握しましょう。
股関節は骨格系の中でも特に多くの動きを可能としている部分なので、位置的にどの辺にあるかをしっかりと把握することが大切です。
まずは簡単な2Dのアタリを書いて、長さや位置を把握しましょう。
このとき下半身だけ書こうとすると破綻しがちなので、肩から股下までのアタリを、ポーズや流れを想像しながら描くのがおすすめです。
正面から見たときなど簡単なポーズはこのアタリで問題なく描くことができます
大体の長さや位置関係の把握ができたら、アタリに厚みをもたせてみましょう。厚みをもたせることによりアオリや俯瞰、角度をつけた構図が書きやすくなります。
底面を意識して描くと立体がつかみやすいです
また、3Dでも上記のアタリだけだと安定しにくいため、以下のようなアタリを描くとどの角度からも対応しやすいかもしれません
股関節を描くときのポイント
次は実際に線にするときのポイントをいくつか紹介します
骨盤と大腿骨を意識する
股関節は骨盤と大腿骨を意識することが大切です。一番幅が広くなる部分は大腿骨と骨盤の接合部になります
骨盤の大体の形を覚えると描くシルエットに説得力が出ると思います
また、骨盤の位置は大きく変わることはないので、複雑なポーズのときにも意識して描きましょう
特にお尻のアウトラインは大きく骨盤に影響されるので覚えておきましょう
パンティラインを意識する
股関節を描くときには、パンティライン(赤の部分)を意識すると立体の把握がしやすいです。
特にお尻の部分は脂肪なので、ポーズによって形がかなり変わります。パンティラインを描くことによって、表面の形状を意識して描くことができると思います
先程の骨盤と合わせて描くとこんな感じです
いろいろなポーズを描いてみよう
基本の形を覚えたら、あとは模写などでどんどん理解を深めていきましょう
手を動かしつつ、頭の中の構造と実際の形をつなげていくイメージです
いくつか参考になりそうな講座をご紹介します
それぞれの描き方にそれぞれの解釈があるので、無理せず参考になりそうな部分を吸収していくのが良いと思います
いくつかポーズ集から抜き出して描いてみましたので参考にどうぞ
個人的にヨガのポーズはかなり参考になりました
習作(随時更新)
おわりに
以上、股関節の描き方でした。
私自身描いてて気づくことがたくさんあって楽しかったので、講座は今後も細々続けていければと思います
ではでは