【イラスト講座】首まわりの描き方

こんにちは。

顔は描けた!でもそこから下が描けない…という方は多いと思います。

顔より下のパーツの要は「首」です。

今回はご要望のあった首まわりの描き方について書いていこうとおもいます

 

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首の長さの比率

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まずはいつもどおり比率を覚えましょう。

首の長さの比率は、おおよそ

頭頂~首の付根:首の付根~鎖骨のくぼみ=2:1

です。

首を描くときは首だけでなく、ほかのパーツも意識する必要があるのです

 

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横から見るとこうなります。

 

首のアウトライン

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次はアウトラインの形を抑えましょう。正面から見ると緩やかな曲線です。

 

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横から見ると正面側が曲線、後ろ側はほぼ直線です

ここで、鎖骨までパーツを延長することがポイントです。詳しくは次の項目で説明します

 

それぞれの右の図は首のパーツだけ抜き出したものです。円柱の変形ですね

基本的な図形の練習は下記をご覧ください

参考:基礎練習1

参考:基礎練習2

 

僧帽筋と首パーツ

さて、これまでの記事の首のパーツになにかくっついてるのにお気づきでしょうか

 

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これは僧帽筋とよばれる筋肉のパーツです

僧帽筋と首は人体の構造上も密接につながりがあります

ただ、この2つのパーツは大きく位置関係が変わることがないのです

同じまとまりとして描くことで、首まわりのパーツが理解しやすくなると思います

 

また、このパーツは幅がちょうど体の幅と同じなので、

上半身を描く上でもかなり重宝します。図に表すと以下のようになります

 

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肋骨まで描いてみました

僧帽筋パーツの幅がそのまま上半身の幅になってるのがわかると思います。

上半身のアタリの描き方、比率は以下を参考にしてみてください

参考:体のアタリの描き方

 

このアタリに髪の毛などを描けばバストアップの絵を描くことができます

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まとめ

首に関しては、

  • 僧帽筋とひとまとまりで捉える
  • 長さの比率を覚える

ことがポイントかと思います。

ぜひ、この方法を使って一度描いてみてください

 

今回は少し短めの記事だったのですがいかがでしたでしょうか。

# 量が多く更新率が低いのとどちらが良いですかね…

ご意見など、ありましたらお待ちしております。

では。