【イラスト講座】年齢によるキャラの描き分け方 ~初級編~

キャラクターを描くとき、思った通りの年齢を描き分けられていますか?

慣れない年齢のキャラクターを描くのは難しいですよね。

今回は年齢による顔の描き分け方について書いていこうと思います

 

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自分の中で三通りの絵柄を持ってみよう

年齢が変わるとアウトライン(輪郭)や顔のパーツの大きさが変わります。

これらは絵柄を決める重要な要素になります。

そこで、描き分けに慣れないときは、自分なりの絵柄を年齢別に3つ作ってみましょう。

まずは、同じ大きさの丸を3つ描きます

(正面の顔の書き方はここを参考にしてみてください)

 

つぎに、顎までのラインを描きます。

左から、幼い絵柄、標準の絵柄、大人の絵柄とかきわけていきます。最初に描いたあたりから顎までの距離に注意しましょう

つぎに顔のパーツと首を描き込んでいきます。

目の大きさ、鼻の長さに注意して描きわけましょう

これらのラフをもとに髪の毛や首から下も描きすすめていきましょう。

肩幅でも大きくイメージが変わってきます。

 

自分は上のように描いてみました。

ある程度絵柄を固定してしまうことでしっかりかき分けられるようになると思います。

みなさんもまずは3通り、年齢で描き分けてみましょう。

幼い絵柄

ここからはそれぞれの絵柄の特徴を書いて行きます。アウトラインとパーツの大きさ、位置がポイントなので注目して見ていってください

まずは幼い絵柄についてです。

まずはアウトラインですが、頬を膨らませて顎をなだらかにしてます。

顔は全体的に丸く、柔らかいイメージです。

目や口は大きく描きます。表情豊かに描いてあげることも大切です。

 

また、肩幅に対して頭を大きくします。首も細めにしてあげましょう。首から股下までは頭2つ分弱くらいの長さにします。手足は細く、肉付きを薄くすると幼く見えます。

 

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大人の絵柄

大人の絵柄です。顔のアウトラインは全体的にシャープにします。

顎や鼻の違いがわかりやすいでしょうか。目は縦幅を減らします

肩幅に対して頭を小さめに描きます。首もしっかりさせてあげると大人っぽく見えると思います。

比率としては股下まで頭3つ分くらいが目安です。

また、手足は太く、肉付きも厚くしてあげましょう

描き分けのポイント

年齢別に描き分ける際のポイントをまとめてみました。

ぜひこれらを意識して異なる年齢のキャラクターを描き分けてみてください

おわりに

今回は6歳くらい〜40歳くらいまでのキャラクターのコア年齢層の描き分けを、

3パターンの絵柄に絞って描いていきました。

上記で紹介した以外にも、髪型や服装で違って見えることもあります。

描き分けに慣れないという方、まずはこの3パターンの絵柄の描き方を

どんどん拡張していくところから始めてみてはどうでしょうか