パソコンでイラストを描こう〜手順編〜
今回は、前回の続きのパソコンでイラストを描く方法を説明します。
ペンタブに初めて触れるという方は、とりあえずすこし操作をしてみてください。
ペンタブではマウスと違い絶対座標でカーソルを動かすことになります。
まずはこの操作感に慣れることから始めましょう。
さて、具体的にイラストを製作していく手順ですが
大きく分けて5つの工程に分かれます。
- ラフ
- 下書き
- 線画
- 下塗り
- 着彩
人によっては途中の工程がなかったりするかもしれません。最大でこの5つだと思われます。
パソコンでイラストを製作する場合、1から全てペンタブでやる方もいますが、
途中まで紙に描いて、それをスキャンして、そこからパソコンで描くという方法も可能です。
(ちなみに僕は今でもラフだけ紙に描いてます。)
ではそれぞれの工程について軽く説明しようと思います。
ラフ
イラストのおおまかな雰囲気を描きます。
かなり大雑把でいいと思いますが、「魅せたい部分」を意識しながら描きましょう。
テーマを決めて描くのもいいかもしれません。
下書き、線画と線を整えてるうちに結局何をやりたかったのかわからなくなりがちなので、
ここは表現したい!という部分は覚えておきましょう。
ラフでアタリを描く人を結構見かけるのですが、あまりお勧めしません。
理由は、人体構造にばっかり目がいって絵が無難になりがちだからです。
下書き
ラフでばばっと描いたら、あとは一枚のイラスト作品に収束させていきましょう。
下書きはその第一歩になります。補助線などを描きながら、形を整えていきましょう
イラストを描くのに慣れていないのならば、ほぼ線画に近い線を引いておく方がいいと思います。
最初のうちは線画の工程は、線を引くので精一杯なので。
線画
ここから最終的に見える部分の作業になります。
できるだけ一本の線で、物の形を表現しましょう。
別に一回で長い線を引く必要はありません。線が綺麗に見えれば何回描き直してもいいです。
下塗り
線画ができたら、レイヤーを分けながらイラストの下地の色を置いていきましょう。
ラフの時点で色を置く人もいますが、色塗りに慣れたらやるといいと思います。
ドローイングソフトのツールを駆使して、抜けがないように色を置きます。
着彩
影やハイライトを入れるのがこの工程です。
クリッピングという機能を使うとはみ出すことなく着彩の作業ができます。
ソフトの機能についての説明はググるか、説明書を読んでください。ここではしません。
影やハイライトを塗って、効果をつけたら完成です。
イラストを仕上げるときの効果については後で記事にするかもしれません。
初めてイラストを描く方は、是非全ての工程を一通りやってみてください。
経験上ラフや下書きがダメだから線画に進まない、なんてやってる人は上達が遅いです。
まとめ:とりあえず工程通り、イラストを完成させてみよう
工程の具体的な説明は他のサイトやメイキング動画で散々やられてるので割愛します。
先日記事で言ってたソフトについてはまた別の機会にしようとおもいます。すみません・・・
では、今日はここら辺で。
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