【イラストコラム】絵を描き続けるための方法

2020-02-24

絵の練習で一番大変なのは「継続すること」です。

どれだけ効率のいい方法を見つけても、描き続けていなければ意味がありません。

今回は、絵を描くことを習慣づけるための考え方や、方法を書いていきます。

なぜ続かないのか

まずは原因について考えてみましょう。なぜ続かないのか、大きく分けて4つあると思います

  • 時間がない
  • 成長を感じられない
  • どんな練習をしたらいいかわからない
  • 楽しくない

これらについて詳しく見ていきましょう。

時間がない

毎日学校や仕事、家事に追われて時間が取れないことってありますよね。

この場合は何かの時間を削り、少しずつでもいいので絵を描く時間を捻出する必要があります。

寝る前や起きた後など、睡眠を起点にすると習慣になりやすいでしょう。

成長を感じられない

毎日描いてるのに一週間前と全く成長を感じられないこともあると思います。

そもそも、絵は定量的に上手い下手を判断することがとても困難です。

また、短期間で上手くなることはなく、地道な積み重ねが必要になるものでもあります。

今まで描き続けてきた自分に自信を持ち、根気強く続けることが大事です。

どんな練習をしたらいいかわからない

紙と鉛筆は用意した!でも何から初めていいかわからない…そんな場合です。

世の中にはいろいろなお絵かき講座サイトがあります。当サイトもその一つですが、別にどこでもいいので一つの講座にもとづいて、A4のコピー用紙を一枚埋めてみてください。

どんな練習も絵の上達につながります。もちろん講座で差は多少あると思いますが、悩むより描いた方が上達が早いです。何を描くかではなく、どう描くかを悩んでください

楽しくない

絵を描くのが退屈になってしまったり、上手くかけなくて楽しくないという場合です。

これには環境を変えてみることが一番です。別のものを描いたり、別の場所で描いたり、視点を変えてみてください。

また、一人で描いている方はTwitterやpixivなどで他の人の作品を見るだけでも刺激になります。お互い技術を高めあえる仲間が見つかれば絵を描くのが続きやすいでしょう。

どう続かせるか

原因に当てはまるものはありましたか?ここからは前項であげた解決策を更に掘り下げ、具体的に書いていきます。

習慣づける

絵を描くことが習慣づいていない人は、毎日少しでも描く時間を作ることが大切です。

お風呂に入ってから寝るまでの時間や、仕事の休み時間の隙間を絵を描く時間にするなど、すでに固定された時間とセットにすると続きやすいです。

時間は最初は30分でも15分でも構いません。続けるのに無理のない時間を設定してください。

記録を残す

練習に使った紙やデータなどを捨てていませんか?そのような積み重ねの記録は、可能な限り残しておきましょう。

これらは自分の自信になります。絵を描くのが楽しくなくなってきたとき、モチベーションが落ちているとき、今まで頑張ってきたという自信があなたを支えてくれます。

このときに比べて上手くなったなと思えるようにするためにも、自分の足跡は残しておきましょう。

またある程度描いたあと見返せば、自分の絵の癖がわかったり、新しい気付きがあったりしますよ。

絵の描き方を調べる

ただ漫然と絵を描いているだけでは上達も遅く、似たような絵が増えて飽きてしまうかもしれません。インターネットには様々な絵の描き方が載っています。

新しい知識を取り入れて、飽きが来ないような工夫が必要です。おすすめの講座サイトをご紹介します。

sensei

pixivが運営している講座サイトです。動画で描き方を学ぶことができます。

いちあっぷ

描き方だけでなく、ペンタブなどの周辺機器のレビューや、有名クリエイターのインタビューなどもあります。

イラスト・マンガ描き方ナビ

イラストソフトのCLIPSTUDIOが運営しているサイトです。企業で働いている人のインタビューなども多いです。

イラスタート

当サイトです(ステマ)自分の今までためてきたノウハウを、画像でわかりやすく伝えます。

仲間を見つける

絵を上達するには、数年単位の時間が必要です。そんな長い旅路の中で、一緒に上達して行く仲間を見つけるというのはとても重要なことです。

描き方のノウハウを共有したり、互いに励まし合ったり、もしかすると一緒にイベントなどで本を出すことになるかもしれません。

コミュニケーションが苦手な方はTwitterやpixivなどで、その場の温度感を掴むだけでも良いです。絵を描いているのがひとりじゃないのがわかるだけで、続ける気力になりますよ。

作品を世に出す

作品を公の場で発表する機会を持つことも大事です。絵は一人で描いているだけでは自己満足で終わってしまいます。

作品を世に出すことは自分の自信になりますし、発表の場を通じていろいろな発見をしたり、モチベーションを上げたりすることができます。

今はTwitterなどで気軽に発信することができますよ。

まとめ

  • 習慣づける
  • 記録を残す
  • 描き方を調べる
  • 仲間を見つける
  • 作品を世に出す

これをするだけでかなり絵を描くことが続きやすくなるはずです。日々の積み重ねが最大の近道であることを忘れないようにしましょう。