【イラスト講座】模写の有効なやりかた

イラストの練習として、模写は有効です。

しかしただ漠然と模写をしていただけでは絵はなかなか上達しません。

そこで、今回は模写をする際に意識することや、

オリジナル絵に繋げられるような模写の方法について書こうと思います。

 

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完全模写

模写、というとやはり版権モノの絵(アニメのキャプチャや漫画など)を見たままそっくりに描く、

完全模写(今僕が命名しました)を思い浮かべると思います。

この完全模写、方法を間違えると非常に効率の悪い練習方法になってしまいます。

その方法とは描くときに線だけを追ってしまうことです。

全体のバランスを見ながら描かず、端から線を描いていくのはオススメしません。

まずはアタリを描いてみて、そのキャラがどのようなポーズをしているかを頭で理解してから描く

完全模写がイラスト上達につながるかなと思います。

模写が目的で絵を描いている人はいいのですが、将来オリジナル絵を描きたいと

思っている方は注意してください。

また、完全模写では絵柄のインプットが鍛えられます。

何枚か描くうちに「ここはこう描くのか」という気づきがあると思います。

それを吸収して積み重ねていけば間違いなくイラストは上達するはずです。

気づいた点は、忘れないようにメモしておくのもいいでしょう。

 

曖昧模写

これも自分が命名しました。完全模写と対をなす描き方になります。

曖昧模写の方法としては、アタリを描いて構図を決めたらあとはそのキャラを自分なりに描き進めていきます。

バランスさえ取れていれば元の絵と似ていなくても構いません

自分なりに描き進めていく上で、わからない場所があったら元の絵を見ましょう。

答えの描き方がすぐ見れるので勉強になるはずです。

この描き方をすると構図取りと、さらに立体把握も鍛えられます。

オリジナル絵を描くにあたって、見たまま描く力よりもバランスが取れた絵を描く力の方が必要になってきます。

模写で伸び悩んでる方は、是非一度こちらの曖昧模写を試してみてください。

 

まとめ:模写をするとき、意識するところを変えてみよう

今回は僕が模写をする上で気をつけることを書きました。

頭で考えて描くことはとても重要です。描いてる上での「なぜ」を大切に練習していきましょう。

では、ここらへんで。

 

P.S

最近更新が滞りがちになりすみません。しばらくは週1くらいのペースになります。