【イラスト講座】腰、下半身の描き方(女性編)

お久しぶりです。本業が忙しくなってしまい少し更新が滞ってしまいました。すみません。

少し前の記事で胴体(上半身)の描き方について書きました。

そこで本日は、腰と下半身のアタリの取り方、描き方について書いていこうと思います。

下半身については男女の差が顕著なため、今回は女性編とします。

 

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胴体のアタリ、補助線を描く

まずは前回の記事を参考に胴体を描いてみましょう。

今回はわかりやすいように正面から見た絵を描いていきます。

四隅の小さい丸は、手足のアタリの付け根と思ってください。

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下半身を描くときは中心を意識する必要があるため、正中線があるとわかりやすいでしょう。

先ほど描いた四角を二分するように線を引きましょう。

また、パンツラインも描いておくと後々便利です。腰あたりから斜めに線を引きます。

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下半身のアタリを描く

まずはアタリを描きます。

女性の場合、腰の一番広いところは股と同じ高さにあります。(転子とかいう名前だった気がします)

そこで、腰の広い部分を左右に三角形を足して表現しましょう。Aの部分です。

それと図のBの部分。勘違いしがちなのですがここは一定の距離があります

(よくイラストでBの部分がくっついているものを見かけます)

後ろから見たらまた違うのですが、正面から見たときはくっつけないように注意してください。

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次に足のアタリを描いていきましょう。

付け根〜膝の部分と、膝〜足首あたりまでを分けて描いていきます。

この時、それぞれの部分の長さは等しくしてください。(図のC)

また、この二つの部分を合わせた長さ(D)は

股から頭のてっぺんまでの長さと同じくらいになるようにとってください。

長さを測りながら絵を描くのに抵抗がある人がいるかもしれませんが、

この作業はめちゃくちゃ重要です。なんか変だなーと思ったらここの長さのバランスが取れてなかった

っていうのはよくあることなので。

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足を描く

さて、少しアウトラインも描きましょうか。

太ももの部分を描きます。基本は円柱です。基礎の練習でもやりましたね。

一旦円柱で描いてみてから、細かいところを詰めていく練習方法がオススメです。

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ふくらはぎも描いていきましょう。

これは女性の書き方全般に言えることなのですが、常に曲線を意識しながら描くといいです。

しかしこの曲線感がやりすぎてもダメ、少しすぎてもダメと言った具合なので

練習して体で覚えてください。こればっかは理論だけじゃどうにもなりません。

そういえば先ほどの太ももにも描いたのですが、円柱を意識するためにあえて輪っかを描いてます。

立体の意識にもつながるので、わからなくなったら描きましょう。

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さて、あとは足首から下を描いて完成です。

基礎練習2でやった平面を描いて、地面の上に立たせてみました。

足の形はとっても複雑なので、要望があれば記事にしたいと思ってます。

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完成

軽くポージングさせて完成です。スカートみたいなものも描いてみました。

余談ですが、立体把握にスカートを描くのはとても勉強になります

僕はアイレベルをスカートで習得しました。

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まとめ:バランスをとり、立体を意識しながら下半身を描いてみよう

今回はざっくりでしたが、足は曲げられる分色々な形をとります。

しかし長さの比率は変わらないので、きちんと測りながら描いていくといいでしょう。

 

それでは今日はここら辺で。閲覧ありがとうございました。